本記事ではFTX Japanに利用されている基本的なセキュリティ機機能について解説します。
- ログインパスワードの強度
- 二要素認証の設定
- 出金時の個別パスワード設定
- セキュリティ情報変更後の出金の一時的な制限
- 不審なアクティビティと通知
- カスタムログインの設定
- IPアドレスのホワイトリスト設定
- ウォレットアドレスのホワイトリスト設定
ログインパスワードの強度
FTX Japanのアカウントを作成する際は、サブアカウントを含むすべてのアカウントで下記のルールをに準拠する必要があります。
数字、英字(大文字)、英字(小文字)、特殊文字を含む10文字以上のもの
二要素認証の設定
作成されたアカウントには二要素認証の設定が必須になっています。
二要素認証を行うには Google authenticator, Microsoft authenticator, Authyなどの二要素認証アプリケーションが必要です。お使いのスマートフォンにインストールの上ご利用ください。
携帯電話の変更などで一時的に二要素認証を解除したい場合は
設定 >> セキュリティ >> 二要素認証(2FA) から デバイスを切り替える をご利用ください。
出金時の個別パスワード設定
出金時には二要素認証コードの入力が必須となっていますが、別途出金用の個別のパスワードを設定することも可能です。この機能を利用することでより強固なセキュリティを構築できます。
設定 >> セキュリティ >> 出金用パスワード から設定いただけます。
セキュリティ情報変更後の出金の一時的な制限
セキュリティ情報の変更を行うと24時間の間、出金を行うことが出来なくなります。
24時間が経過すると自動的にこの制限は解除されます。
セキュリティ情報の変更に該当するアクションは下記の通りです。
- 二要素認証の解除・変更
- パスワードの変更
不審なアクティビティと通知
通常とは異なるログインが確認された場合(仮にログインが出来なかった場合でも)アカウントの所有者に情報を通知されます。これによって必要な防護策を講じることが可能です。
カスタムログインの設定
サブアカウントをお持ちの場合、そのサブアカウントに専用のログイン設定を作成出来ます。読み取り専用に設定して取引や出金を制限したり、サブアカウント間での出金を許可の有無を選択することができます。
設定 >> セキュリティ >> カスタムログイン から設定いただけます。
IPアドレスのホワイトリスト設定
APIキーを作成する際にいくつかのセキュリティ権限を設定することができます
設定できる権限は下記の通りです。
- 読み取り専用
- 出金可能
- 内部振替可能(サブアカウント間)
- IPホワイトリスト(指定したIPアドレスからのみ利用可能)
設定 >> API >> APIキーを作成 から設定いただけます。
ウォレットアドレスのホワイトリスト設定
ホワイトリストにウォレットアドレスを登録すると、登録したウォレットアドレス以外に送金ができなくなります。 ホワイトリストに新たにウォレットアドレスを追加するには所定待機日数が必要になり1日、2日、5日から任意に選択することが可能です。
この設定を無効にしたりホワイトリスト待機日数を変更する場合はカスタマーサポートまでご連絡ください。https://ftx.com/jp/support
設定 >> セキュリティ >> 出金先のホワイトリスト登録 から設定いただけます。